人に好かれ、人を動かすには? まず「自分」をこそ動かす
11冊目『部下は動かすな。』(すばる舎)ご感想を続々といただき、
嬉しく思っております。
オンラインサロンメンバーの方から嬉しい感想をいただきました!
感謝とともに、ご紹介します。
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【今までのリーダー本の常識を覆す
誰もがリーダーシップを発揮できる唯一無二の一冊】
まず読み終わってのまず感想。
「この本、出してしまっていいんですか?」
なぜなら、これまでのリーダー本の常識とは全く違う視点で書いてあること、
またこの本の書かれていることを実行すれば、
もうこれ以上リーダー本は不要ではないかと思えるくらい、内容が充実していると思うからです。
私、本を読む際に大事だと思ったページには付箋を貼ることにしていますが、
この本を読み進めるうち、画像にある通り、
ほぼ2ページごとに少なくとも1枚は貼っている状況でした。
では、これまでのリーダー本と一番の違いは何か?
約70%のページで、リーダー自身の状態を整えるため、自己理解とセルフマネジメントの重要性、
またその具体的方法論が詳細に書かれていることです。
かつて、ここまでリーダーが自分自身を知ることにページを割いた本があったでしょうか。
「はじめに」の書き出しから、もう、石で頭を打たれたように良い意味でショックでした。
今まで18年間マネージャーをしている中で、自分自身を知ることよりも、
自分が言うことで部下をいかに動かすか、
モチベーションを上げる言い方や伝えるスキルにフォーカスしていました。
しかし、誰が言うか、信頼の置ける人からの言葉なのか、
部下からの視点を見失っていたことに気づきハッとさせられました。
さらに、自分で自分をマネジメントするときに、自分の気持ちをニートラルに、
白紙の上にそっと置くかの如くジャッジせずに受け止め、
その後すぐに、「で、どうしたい?」と続けるくだり、ぜひあすから実践したい!と思いました。
もう一つ感銘を受けた点で、部下と上司、どうしても上下関係がありますが、
立場の違いからアプローチの手段が違うだけで、
同じ目的を持つ同志としてかかわることの大切さをこの本で学びました。
感銘を受けた点を挙げたら枚挙に暇がないですが、とにかくこの本を、
ぜひ会社内の他のマネージャーの同僚にも読んでもらいたく推薦したいと思いました。
奇しくも、著者の出身地である長野県で、227年ぶりに大関が誕生した日の出版であり、
その御嶽海の口上に、「自分の持ち味を生かし・・」とありました。
出身中学の石碑に刻まれた言葉とのことですが、リーダーも、
自分の持ち味を生かしたリーダーであればいいんだと思わせて、本は終わります。
以上長文で恐縮ですが、自分のマネージャー人生で”最高の一冊”となる予感しかしません。
この書籍を読むことができたチャンスに、感謝したいと思います。
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